どうも、たつまです
秋が深まってきました。あっという間に冬ですね。あっという間に年末です。
今年1月にメジャーデビューを果たし、破竹の勢いで猛進するバンドKing Gnu。今年の紅白出場も決まりましたね。2019年になってメディア露出も増え格段に忙しくなったことでしょう。ライブチケットもなかなか取れなくなってしまいました。
メンバー4人それぞれの実力はもちろんのこと、ギターの常田さん主催のクリエイティブチーム”PERIMETRON”がKing Gnuのクリエイティブのほとんどを担っていることもあり、その溢れ出る世界観も魅力の一つです。
彼らの紹介を書き始めたら長々と書いてしまいそうなので、また別の記事で書こうかと思います。
今回は彼らのツアー、セミファイナルZepp DiverCity公演の参戦レポです!当日1週間ほど前からVo,の井口さんの喉が不調なようでしたが、それを一切感じさせない完成度。安心を通り越して感動しました。
【以下、ネタバレ注意!!】
もくじ
セットリスト
- 飛行艇
- Sorrows
- あなたは蜃気楼
- ロウラブ
- It’s a small world
- Vinyl
- Overflow
- NIGHTPOOL
- 白日
- Slumberland
- 新曲
- Hitman
- The hole
- Don’t Stop the Clocks
- McDonald Romance
- Bedtown
- Tokyo Rendez-Vouz
- Prayer X
- Flash!!
- Teenager forever
アンコール
- 傘
- サマーレイン・ダイバー
思ったこととか感じたこと
01.飛行艇
ライブハウスのライブにしては珍しく薄幕がかかってましたね。Opening SEとともに4人のシルエットが登場。
幕が落ちると同時にイントロスタート。無敵感がすごい。分厚い音は圧巻の一言。
のっけからコール&レスポンスですよ。「大雨降らせ 大地震わせ 過去を祝え 明日を担え 命揺らせ 命揺らせ」のパートで煽り散らしてくるわけですよ。命揺れました。
02.Sorrows
待ったなしで疾走感のあるギターが入ります。常田さんの手元どうなってんの。井口さんののびやかな声とともに駆け抜けてきますね。常田さんの「Sorrooooow」がキマってました。
03.あなたは蜃気楼
不敵な笑い声とともに歪んだ音が。全体的に歪んでるのに、歌謡曲の匂いが。
ここで気づく、彼らもしかしてLiveで音源越えするバンドなのかもしれない。常田さんスモークたかれすぎて神かと思いましたよ。
04.ロウラブ
Srv.Vinciに発表された曲。まさに発作。会場がLaLaLaとうねり上げていく光景はなかなか他のLiveでも見れない景色だなあと。狂信的とでも形容しましょうか。
King Gnuに改名する前から披露してきているからですかね。
05.it’s a small world
MVばりの井口ダンスを期待したがさすがにダンスはなし。
ただ、MVの世界がそこにあるかのような表現力はやはり脱帽です。いくつ声をもっているんだこの人は。
06.Vinyl
今回のライブでかなり楽しみにしていた曲です。大サビ前の「意図するなよ〜」からの流れが好きなんですよ。軽やかなピアノが空間を止める感じがなんとも。
Liveでもそのよさは存分に出ていて、なんなら大サビの頭を音源よりもエモく歌っていたので直前の静けさがより際立ちました。
07.Overflow
King Gnuとしては音源化していない曲。常田さんが家入レオさんに提供した楽曲だそうな。そのセルフカバーですね。
家入さんの方の音源を聴いてもどことなくKing Gnuのエッセンスが感じられます。というより常田さんのエッセンスか。
セルフカバーではそのエッセンスが溢れ出てます。Liveならではですね。ごちそうさまです。
08.NIGHT POOL
ここで一旦落ち着いて、漂いました。歪むシンセの海にふわっと漂い、井口さんの声を心地よく浴びました。なんだろう、インスト曲と錯覚するほど声が馴染んでました。
09.白日
MVを意識した照明で、井口さんの横顔のシルエットが綺麗に浮かび上がりしっぽりスタート。口から音源でしたね。いや、音源越えでしたね。
この曲でKing Gnuを知った人は少なくないんじゃないでしょうか。そしてLiveで期待を越えられた人も少なくないんじゃないでしょうか。
10.Slumberland
はい、帝王降臨です。拡声器もってどセンターにどっしり座っちゃって。態度がでかいぞかっこいいぞ。
なんだろう、こうメインボーカルが変わると曲の顔が変わりますね。それでいてバンドの色はMAXに出ているという。不思議。ただかっこいい。
11.vivid red(未発売曲)
真っ赤に染まる照明と切ないメロディが印象的な一曲。どうやら前回のツアーでも演奏されてたみたい。
このまま音源化しないのかな?ぜひ次のアルバムに乗っけてほしいところ。
12.Hitman
お客さんにコーラスを煽るとこからです。通して井口さんの歌声を満喫できました。改めてですが、常田さんコーラスって贅沢だな。
13.The hole
常田さんの艶やかなピアノソロから。あんたピアノもそんなに上手く弾くのかい。
個人的には一番力のもらえる曲です。生で聴けてよかった。染み入る。
14.Don’t Stop the Clocks
ここからアコースティックコーナー。優しいですねえ。
せきゆーはカホンと指パッチン。新井先生はコントラバス。多才かよ。
15.McDonald Romance
アコースティックでみんなで歌いましょうでしたね。Aメロからいきなり笑
アコースティックだからか、楽器の音がそれぞれきちんと聞こえて新鮮でした。新井先生のコントラバスはなんかエロい。
16.Bedtown
アコースティックコーナー終わったとこでも喋らないんですよね
そのままバンド編成に戻って、疾走ですよ。それでもかっこいい。喋りなんかいらないと言わんばかり。
17.Tokyo Rendez-Vous
ここでようやく少しだけMC。ようやく。しかも、井口さん、無理やり2階席の関係者を立たせるという笑
「俺らはTOKYO発のバンドなんだぞ」と主張するかのような雰囲気を醸しながら、相反しそうな2人の声が綺麗に融けていくのがすごく心地よい。そんな時間でした。
間奏の煽りでは、新井さんが降りてきて拡声器で騒ぐという珍しい光景にアガリましたねえ。
18.Prayer X
関係者を総立ちさせといて、この曲笑
井口さんの綺麗なファルセットから入る。歌詞が一言一言伝わってくるのは彼の技術に寄るところですかね。
19.Flash!!
曲前のせきゆーのドラムソロ!ドラムソロでフロアが沸く瞬間を目撃したことがありますか?衝撃でしたよ。どこにどういう能力があればあんなドラムが叩けるんですか。え?
照明も連動してて、せきゆーワールドMAXでした。
そしてライブハウスの演出ではあまりみないガス噴射。とともに始まるFlash!!。爽快のひとこと。井口さんの喉が心配になるけども、最高のまま走り抜けてくれました。
20.Teenager forever(未発売曲)
SonyのワイヤレスイヤホンのCMタイアップの曲ですね。
未発売の曲を本編ラストにもってくる自信よ。そしてそれをお客さんに歌わせる自信よ。
調べるとこの曲は彼らがバンド組んだ初期に作った曲みたいですね。サビや歌詞がなんとなく今とは違うなって素人ながらに感じます。
EN01.傘
おしゃれな気分になれるチルい一曲。つい先日音源が公開されましたね。
軽快なのにどこかジメッとしているサビから入ります。やはりこの曲も常田さんの手元が異常でした。どうなんてんの。
EN02.サマーレイン・ダイバー
ライブの最後によく置かれるこの曲。夏フェスでも何度か演奏されたみたいですね。
イントロのコーラスの祝福感・祝祭感がすごく美しいんですよ。全てを照らし包み込む温かさがありました。みんなで歌っている瞬間は現場にいた全ての人が純な気持ちになっていたのではないでしょうか。
まとめ
無敵。まさに、無敵艦隊。全員主役。素人でも「うまい」と認識できるほど4人ともうまい。歌がうまいと思うことは今までもあったけども、楽器含めてうまいと思ったライブは初めてでした。
発表されている音源はほとんど演奏されましたね。
彼らのライブはこの先どんどんチケットが取れなくなっていくと思うので、このタイミングで行けてよかったです。すぐにライブハウスよりも大きい会場での開催になるんじゃないかと期待しとります。
この世界観のまま、10年20年経たらどうなっていくのか、楽しみです。またライブ行きたいなあ。
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