【ネタバレ注意】ORANGE RANGE live tour 020 “NAKED × REFINISHED” 参戦レポ!

ORANGE RANGE

こんにちは、たつまです

コロナの影響で今回のツアーの残りの全日程が延期されることが発表されました。
寂しくも悔しくもありますが、またライブを楽しめる日が来るように、自分ができることを精一杯やっていきたいという気持ちです。

今回このライブレポを公開するか否か、かなり迷いました。
ツアー参戦が叶わなかった方々が大多数の中で参戦レポを出すのはいかがなものかと。
ただ、全日程延期を受けて、来年春にツアーが再開されるときはきっとREFINISHEDされたライブになるであろうという期待とともに
2020年に開催された分の記録を残すと言う意味で公開することにしました。

現場の空気を少しでも感じていただけたらと思います!


オレンジボールからちょうど18年。2020年2月22日。めちゃくちゃ猫の日。ツアースタートです。

バンドセットのみのライブハウスツアー。RWD以来ですね。
「原点回帰」「初期衝動」がテーマ。ゴリゴリのライブですよ。最高じゃないか。
無骨なバンドサウンドに溢れたツアーですね。

今回も今回でセトリ見ないで参戦することをつよ〜く勧めます。

【以下、ネタバレ注意!!】

もくじ

セットリスト

今回は日替わりが多い!楽しい!嬉しい!
生音でここまで日替わり曲をできるのはバンドの地力あってこそなのでは。

  1. 雷 the party
  2. Fever!
  3. 上海ハニー
  4. SUSHI食べたい feat.ソイソース -REFINISHED-
  5. ファンクテューン -REFINISHED-
  6. ヤーヤーヤー -REFINISHED-
  7. フラワーガーデン -REFINISHED-
  8. 男子ing session
  9. ZUNG ZUNG FUNKY MUSIC
  10. 日替わり曲 その1
  11. 日替わり曲 その2
  12. Leisure
  13. O-MO-I
  14. 日替わり曲 その3
  15. HIBISCUS -REFINISHED-
  16. 日替わり曲 その4
  17. 日替わり曲 その5
  18. Enjoy!
  19. 奏重鼓 -REFINISHED-

アンコール

  1. キリキリマイ

思ったこととか感じたこと

01.雷 the party

いやいやいや、”原点回帰”っていうから、1曲目は「ファンクテューン」とか「キリキリマイ」とかだと思うじゃないですか。

まさかの最新曲。驚き。YAMATOのラップとドラムから始まって、ジワジワと広がっていく。なんだろう、「ぬるっと始まった。。。?」と感じるのも束の間、すぐサビ。ら、ら、ら、らい・ざ・ぱーてぃー。音が少なくて無骨。ラウド。

02.Fever!

いやいやいや。最新曲見せといて、ここまで戻りますか。メジャー1枚めのアルバムの1曲目。
イントロだけで会場爆上がり。彼らが早くから売れた証拠であり、長らくファンでいる方が多いしるしですね。

そしてそして、楽器隊パートが間奏に。3mics and back soundsのback soundsの方ですよ。このツアーのドラムはてっちゃんです。

03.上海ハニー

さらに盛り上げます。盛り上がります。

言わずと知れた彼らのライブ代表曲ですが、振り返ってみるといろんな顔がありますね。
夏フェスや対バンイベントで披露すれば「彼らの代表曲」、ライブ序盤で披露すれば「テンションMAX曲」、ホールツアーやライブ終盤で披露すれば「みんなでワイワイ曲」。
有能曲ですよ。こりゃセトリから外せませんな。

今回は会場のテンションを限界より上に持ってってくれました。

04.SUSHI食べたい feat.ソイソース -REFINISHED-

こっからREFINISHEDゾーンです。バンドサウンドで生まれ変わった曲たちです。

打ち込み代表曲で充分ライブ映えする曲をリアレンジする勇気がすごい。それでなお、よりライブ映えさせてくる。たまりません。シースーシースー。

05.ファンクテューン -REFINISHED-

最初期の楽曲。原点回帰するなら戻らなくてはならない一曲。リアレンジして、ちゃんと”ファンクチューン”って言うようになっちゃった。寂しくはないよ。寂しくない。

06.ヤーヤーヤー -REFINISHED-

まさかこのタイミングでこの曲に焦点を当てられるとは。
とは言っても、インディーズに戻って最初のアルバム”orcd”のリードトラックなので、納得の選曲。
RYOさんの鍵盤ハーモニカも光って、シュールにかっこよく。

07.フラワーガーデン -REFINISHED-

初めてライブで観る曲ですね。

それもそのはず、メジャーデビュー以降、一度もライブで披露したことがない曲だもの。
インディーズアルバム”オレンジボール”リリース時にはライブでも披露してたみたいだけど、沖縄県内でしかライブしていない頃のお話。

ということは、今回のツアーが県外初披露なわけですよ。幸運ですね。

08.男子ing session

REFINISHEDゾーンを抜けて、フロアが一気にクラブに。
ミラーボール曲(?)です。ミラーボールあったのかなあったんじゃないかなきっと。

09.ZUNG ZUNG FUNKY MUSIC

懐かしい流れ!
男子ing sessionとZUNG ZUNG FUNKY MUSICの組み合わせはmusiQツアーを彷彿とさせます
”バンドとしての原点に立ち返る”というテーマでありながらメジャー初期のJ−POPシーンを席巻していた頃も彼らにとっては原点の一部ということなんですかね。

10.日替わり曲 その111.日替わり曲 その2

ここ数年のツアーはライブハウス・ホール問わず日替わり曲がセットリストに入るようになりましたが、今回のツアーは特に多い!かつ選曲も嬉しい!

2/22 @渋谷WWWX
10.Great Escape
11.FAT

初日はラウド曲続きです。
真っ赤な照明と重低音と共に会場が揺れてくのが楽しいんですよ。どちらも前々回のRWD以来ですかね。
この日の日替わりは低音一家プレゼンツなのかな。

2/23 : @渋谷WWWX
10.ヤング8
11.Oh!Yeah

最初期の勢いとイタさが光るヤング8ですよ。
当時のマイクリレーはいつ聴いても心地よいものなんです。
そして2ndアルバムからイタい片思いを描いたOh!Yeahです。
2曲とも耳障りが良すぎる。なんでですか。教えて下さい詳しい人〜!

12.Leisure

今回のツアーにあわせて制作されたアルバムに収録されてる新曲。
バンドサウンドなのに、NAOTO感MAXの雰囲気ごちゃまぜ曲。NAOTOさんの頭の中どうなってんだろう。

この音にこの歌詞を乗せてしまうボーカル隊も相変わらずで。初期の遊び心をそのままにおじさんになったんですね。
ライブになればどんな歌詞でもかっこよく聴こえるマジックありますよね。不思議。

13.O-MO-I

HIROKIさんがアコギを握ってバラードパートへ。
イントロでフロアがざわつきます。それはそうでしょう。
1stアルバムの曲なのに今なお根強い人気を誇るこの曲。初期の曲ということもあって最近のライブではなかなか披露されなかったんですもん。
原点回帰ありがとうございます。

14.日替わり曲 その3

ラヴ・パレード : 2/22 @渋谷WWWX

イントロの瞬間にもう絶叫です。
改めて聴くと意外とバンドサウンドのみで構成されるこの曲。
リリース当時、思春期ど真ん中だったぼくはこの曲を聴くたびにギュッてなります。

ミチシルベ ~a road home~ : 2/23 @渋谷WWWX

2日目もイントロで絶叫です。
ライブバージョンの間をたっぷり使ったイントロのギターが粋ですよねえ。

15.HIBISCUS -REFINISHED-

ピコピコサウンドだったこの曲。
夏感のすくない沖縄曲。
彼らの生まれ故郷に立ち返るという意味でのこのタイミングでのリアレンジなのかな。

16.日替わり曲 その417.日替わり曲 その5

2/22 @渋谷WWWX
16.祭男爵
17.イケナイ太陽

ツアー初日をお祭り騒ぎで彩るところはやはりORANGE RANGEですね。
踊って騒いで汗だくです。
このあたりで声帯が飛んでいきました。

2/23 @渋谷WWWX
16.お願い!セニョリータ
17.ビバ☆ロック

2日目もアツい組合わせ。
ビバ☆ロックはここ数年、ホールツアーで吹奏楽部コラボで活躍していただけに、ライブハウスで聴くと何故か新鮮に見えちゃいますね。
コールアンドレスポンスをして拳を挙げてフロアはより一層一体感を増します。

18.Enjoy!

タオルとコール&レスポンスで最後まで元気いっぱい。最近の曲とは思えないほどこのセットリストに馴染むんですよ。
こんな状況でも楽しめる方法で楽しむんだ。そんな気概を底抜けに明るく教えてくれた気がします。
そんな流れで本編ラストへ。

19.奏重鼓 -REFINISHED-

最新曲から20年前の曲へと続く流れはまさに”原点回帰”そのものでした。
ライブハウスだし、聴かせる曲でもないのになぜか感極まりそうになりました。

当時の音源を聴くと、彼らの声の若さや若さゆえの無敵感にほっこりします笑

EN01.キリキリマイ

珍しく今回はアンコール一曲のみ。
となるとやっぱりキリキリマイしかないでしょう。

メジャーデビュー曲であり、15周年記念アルバムではセルフカバーをした、ライブハウスツアーには欠かせない一曲。

「アンコールは一曲だけ」とHIROKIさんが言った時点で、殆どのお客さんが察した様子でした。強い。
残った体力を使い切るように最高潮なった空間は、全50公演のツアー開始を祝うかのようでした。

まとめ

「来年の20周年へ向けて、、、、」的なことを言われてたので、このツアーを助走みたく捉えていたところがありました。ごめんなさい。

バンド編成のみ(RYOさんの鍵盤ハーモニカ付き)でこのかっこよさ。やはりいろんな顔がありますねこのバンドは。ホールツアーともRWDツアーとも違う雰囲気。
ゴリゴリ鳴らしたかと思えば、MCでいつものユルさMAXに。たまりませんね。

来年春に延期された今回のツアーですが、無事再開されることを祈っております。
きっとより洗練された、ORANGE RANGEらしい姿で返ってきれくれることでしょう〜!

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