【氣志團万博2018】ピリオドの向こうへ行ってきた!

氣志團万博2018 音楽
氣志團万博2018

こんにちはたつまです。そろそろ秋ですかね?

とか言ってるとひょこっと夏の暑さが残ること、ありますよね。

さて、先日開催された「氣志團万博2018~房総爆音爆笑宣言~」、小雨と晴れ間の行ったり来たりの2日目に参戦してきました!

2000年代から現在までのJ-POPシーンを彩ったアーティスト、バンド、アイドルが、

氣志團・綾小路翔のもとに集まりわいわいするフェス。

ぼくはORANGE RANGE目当てでの参戦。

グループの垣根を超えたコラボの嵐で、再現不可能唯一無二の一日となりました!

もくじ

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人情にあふれるフェス「氣志團万博」

氣志團万博と言えば、氣志團からほかの演者へのホスピタリティの高さで有名。アーティストのSNSからも垣間見える氣志團のおもてなしの質の高さと、それぞれのアーティストの出番直前に流れる丁寧に作られたおふざけ煽りVTR。などなど。

ヤンキー特有の礼儀と情の厚さをからくるものなんですかね。こういう面が彼らに人を集めるんだと思います。お勉強になります。

どのアーティストもステージで氣志團や翔やんへのリスペクトをいろんな形で口にする。なんなんだこの人気者は。すげえ。

個人的にはHYDEの「行こうぜええ!ピリオドの向こうへ!!」がツボでした。

あとはほかの出演者のファンが少しづつって印象です。

ORANGE RANGEタオルやTシャツを見かけると勝手に身近に感じてました(笑)

来場者層

氣志團リーゼントのおっちゃん多め。どこでやんのそのリーゼント。地毛なの?気になる。

他は10-FEETの京都大作戦のTシャツキテル人や、ももクロファン通称モノノフが大多数を占めてました。

意外だったのがももクロファンの幅の広さ。おっさんだけかと思ってたら、若い女の子や、夫婦、家族までいました。もしかしてももクロって思ってるようなアイドルではないのかな?

僻地「袖ヶ浦海浜公園」

氣志團の地元、木更津のお隣、袖ヶ浦での開催でした。都市フェスの気分で臨んだのが大間違いでした。反省してます。すんません。

木更津キャッツアイを見て育ったぼくとしては、すごく感慨深い場所です。名古屋から出てきてよかった。こんなにエモい場所でこんなにエモいフェスに参戦できるとは。

僻地の駅でさらに駅からシャトルバスで15分という良いとは言えないアクセスでしたが、運営がうまいこと回ってて、行きも帰りも30分以上待つことはありませんでした。

アーティストレポ

ゴールデンボンバー

朝少し出遅れてしまったため、ゴールデンボンバーは最後の一曲しか見れませんでした。。。

もういろいろやりきってんだろなと思いながら、ステージに足を運ぶと、まだ4人とも服を着ていました。(笑)

氣志團万博は下ネタ規制が緩く、毎年公式の写真にも載せられないくらい好き放題する彼ら。まだ脱いでないとは。

おや?もしや、ここからが本番か?

そんなことを考えているところに、「女々しくて」のイントロ。

一気にテンションMAX。

この曲にすがりつ続けてるイメージのある金爆。いや、すがるだけの力がこの曲にはあるぞ。楽しい。踊れる。

間奏で樽美酒が脱ぐ脱ぐ。待ってましたと言わんばかりに。

袖ヶ浦のゆるきゃらガウラくんとをその美BODYにあしらい、Tバック一枚で花道を駆け抜ける、まさに漢。

フェス一発目にふさわしすぎるこのエンターテイメント。少しだけでも見れてよかったです。

しっかりフェススイッチONにしてもらいました。

グループ魂

平均年齢50歳。大人計画発のスーパーコミックバンド。

すっかり大人。でも下品。ものすごく下品。下ネタ全開。ブログに書ける優しい下ネタなんて一つもないくらい。腹筋ちぎれるほど笑いました。

港カヲルの前座の途中で出てきちゃうとことか、遠慮なくほかのアーティストいじり倒すとことか、「君にジュースを買ってあげる」の間奏でマイクぶつけて差し歯が揺れるくらい笑

木更津キャッツアイで育ったぼくとしては(二回目)、氣志團の地元で、阿部サダヲと宮藤官九郎の全力おふざけを観れることがどれほど嬉しかったか。

とてつもなく程度低いおふざけタイムだったのにグッと来てしまいました(笑)

東京スカパラダイスオーケストラ

関ジャニとコラボしたこともあって、最近何かと目にすることが多いスカパラ。

音の圧がすごい。カッコいい。渋い。

パラダイスにいるかのように楽しそうに音をだす彼ら。カッコいいなあ。

そしてスカパラと言えばコラボ!

ちゃんとやってくれましたまずは10-FEETのTAKUMAを迎えてsamurai deramers。

コラボゲストもスカパラに合わせた衣装を着てくるあたり、お互いへの敬意と仲の良さが垣間見えますね。いいです。

そしてそして、翔やん登場。煽りVTRでさんざん言ってたコラボ曲発売をねだりに来ました(笑)

スカパラの谷中さんからの無茶ぶりに答えて、スカパラ×峯田和伸の楽曲である「ちえのわ」をぶっつけ本番で披露することに。スカパラも翔やんもすげえ。プロフェッショナルです。

Paradise has no borderを体現した圧巻のステージでした。

ORANGE RANGE

ぼくの大本命ORANGE RANGE。

フェスでの彼らは圧倒的夏バンドとしての一面を見せてくれます。

MOSSAIステージを後方にはみ出るくらいに埋め尽くした彼らは初っ端から「上海ハニー」で会場を夏に、そして沖縄に。

「以心電信」で会場のファンのあの頃の記憶を蘇らせたと思えば、

RYOが曇り空を指さして「あの雲の向こうのアイツを呼んじゃいましょうか!」という今年の夏フェスで使いまわされてる曲振り(笑)からの「イケナイ太陽」。

ナーナナつながりということで「イケナイ太陽」の間奏を、DJ OZMAのナーナーナナナ、ナナナ、ナナナ、にアレンジしてしまう茶目っ気。たまらん。

ワンマンとの違いがそこら中に見えてフェスでのORANGE RANGEもやっぱり素晴らしい。一世を風靡した事実は強い。夏フェスに呼ばれ続ける理由がはっきりとわかりました。

ももいろクローバーZ

氣志團万博皆勤賞、ももいろクローバーZ。

モノノフの多さと層の広さからなぜか勝手に期待しすぎていました。ところがどっこい、余裕で超えてくるじゃないですか。しかもものすごくかわいい。

テレビ露出が多かったころのイメージのままだったので、汗かき少女くらいの印象だったのですが、ひっくり返されました。

かわいいし歌えるし、会場の温度は間違いなく最高でした。7年前から彼女らに出演オファーをしていた翔やん、先見の明がすごい。

歌って踊って汗だくで、寸劇もやって。アイドルってすげえ。

モノノフの友人から、「本気でももクロを観たいならおっさんモノノフの近くで見るといいよ」という助言をもらったので、ちゃんとおっさんモノノフに囲まれて臨みました。

モノノフの威力が、言葉にできない。本気のコールはもちろん、振り付け完コピおじさんがいたり、それぞれのパート毎に互いに騎馬に乗せあったりと、エネルギッシュ極まりない。

もはや感動です。

ぜひとも一度はワンマンに行ってみたい。そのくらいももクロに引き込まれました。半分はモノノフかな(笑)

10-FEET

兄弟フェスである「京都大作戦」を主宰する10-FEET。相当氣志團と仲良いみたい。

煽りVTRのふざけ方からもう違う。

いきなりコントから始めるじゃん。いきなり氣志團と絡むじゃん。何なら氣志團が先に出てくるじゃん。コント雑すぎてもうたまらんかったです。

いざ、曲が始まったらカッコいいいのなんのって。

元気いっぱい、メッセージ山盛り。そら売れるわ。そらファン多いわ。そんなことを実感できるステージでした。

とにかくファンが元気。サークル、モッシュ、ダイブ。あれ?禁止されてなかったっけ(笑)

森山直太朗

こんなに面白いフェスにこの人が出るんだもん。絶対面白いでしょ。

ステージに向かうとステージにはリハをしてる本人が。そんなのあり?もう面白い。

本番が始まれば、しっかりしっぽり「夏の終わり」を歌い上げて、ぼくの夏をちゃんと終わらせてくれました。ありがとうございます。

愛羅武勇をオリジナルアレンジで信じられないくらいしっぽ歌うと本人登場でそのままコラボへ。翔やんせわしないねえ。主催者の心意気ですね。

最後は、ニューアルバムのリード曲「群青」を大切に弾く。そこに法被とうちわの氣志團登場。こんないい曲なのに土足でふざけに行く。仲がいい証拠です。

サビの「Hey, Siri」に合わせて後ろに穴をあけたズボンから尻をだすという、稚拙の極みみたいなおふざけを披露。しっかり笑ってしまいました。

大事な曲でふざけられてお怒りかと思いきや、直太朗の尻にも穴が空いてるではありませんか笑

期待を裏切らない面白さと歌のうまさ。

HYDE

このカッコいいおじさんはこんな機会じゃなきゃ観れないでしょ。

もはや魔人ですよね。いやあ、お美しい。最近はホラーマスク系の衣装なんですかね、バックバンドはみんなマスク付けてました。HYDE本人はバットマンのジョーカーを彷彿とさせるメイクでした。HYDEしかできないメイクと断言できます。

ソロだからきっと知らない曲ばっかだろうけど、とりあえず肉眼でHYDE見れたらいいやくらいでいたところに

HONEYのイントロが。いいんですか⁉

この曲も色褪せませんね。

「行こうぜ!ピリオドの向こうへ!」こんな気の利いた煽りされたらアガるしかないじゃないですか。

ちなみにこのあとHYDEはMIYAVIのステージに出てコラボしてました。世界クラスのお二人のコラボ、千葉で実現されるとは。しかもちっこい方のステージで。こういうのが現実になるのが氣志團万博なんですね。氣志團ありがとう。

THE ALFEE

2日目の大御所枠は結成45年の伝説。野外ライブのパイオニア。

日が暮れて、暗くなったステージに登場した高見沢さんは神々しさの塊でした。

3人3色。トリオとは思えないほどの強い個性が美しくハモる。力強く心地よい声。

中学高校と堂本兄弟にハマっていたぼくとしては、かなり見たかったアーティスト。実在を確認できてよかった。高見沢さんはちゃんと人間として実在してました(笑)

センターステージでマイク一本で始める予定だったであろう「星空のディスタンス」

高見沢さんのテンション上がっちゃって「マイクなしでやろう」みたいなやり取りをステージ上で坂崎さんとしてました。

センターステージでのマイクを通さない肉声での「星空のディスタンス」は鳥肌モンでした。あの歳であの声量。そんであのハーモニー。伝説と言わずになんという。

 

氣志團

意外と初の大トリを務めた氣志團。

なんでもアリを体現するアツく人情に包まれたステージでした。

思ったよりしっかりバンドするんですね彼ら(笑)

コラボに次ぐコラボでずっとくぎ付けでした。

まずはスカパラと森山直太朗と一緒にさくらももこ作詞の「走れ!正直者」。森山直太朗扮する西城秀樹の質が。。。。(笑)

そして、ももクロと一緒に「おどるポンポコリン」。ちびまる子ちゃんのキャラクターに扮するももクロの中に一人だけコジコジが。。。。完全にホラーでした(笑)たまちゃんがすごく可愛くて惚れそうになりました。はい。

世間はさくらももこさんの悼む中で、氣志團も同様にリスペクトを込めて追悼しました。彼らはうまいなあ。笑いを混ぜて悲しみを発散させてる。その場にいるすべての人の脳の故人を残した。人を悼む手段にこんなものがあるのかと驚かざるをえませんでした。こういう人が人を集め続けるんだなと。

そして、待ちに待った「One Night Carnival」

生カーニバル。踊って歌って。この瞬間を楽しみに来た人がどれほどいたことでしょう。会場が一体となって、踊る。心地いいねえ。

曲明けのMCで翔やんがまさかの一言「この曲、飽きたよね?」

爆笑。自虐タイムスタート。

「おれらはいつまで17年前のプチヒット曲にすがっているんだ」「もったいぶって歌って、躍らせて、コーラスを強要して」「売れてる人は、反省して先に進む。俺たちは反省もせずすがってきただけ」

言葉も出ないほど的確な自虐のオンパレード笑

「だから、おれたち先に進むことにしました。聞いて下ささい”One Night Carnival 2018ver. O.N.C”」

え?もっかいやんの?

と思ったら聞き覚えのあるほかの曲のイントロが。

DA PUMPのU.S.A.ではありませんか(笑) O.N.C.、、、なるほどね。

ただこれ、テキトーなおふざけじゃないんです、クオリティが。ものすごくうまくリミックスされてるんですよ!!

感動のおふざけでした。

 

最後の花火を見上げる氣志團の後姿が胸に焼き付いて離れません。

つまり

ミーハーなぼくにとってはとてもとても夢のようなフェスでした。

氣志團さまさま。翔やんありがとう。

アーティスト主催だからこそ見れるアーティスト同士のじゃれあいや、

氣志團主催だからこそのラインナップの豪華さ。FNS歌謡祭かよ。

全アーティストが氣志團万博仕様のステージを繰り広げる特殊さ。

何から何までどツボの一日でした。

次回は両日参戦ですかね。

#氣志團万博最高かよ

 

 

 

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